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SNS利用、中学生は9割以上、急がれるメディア・イノベーション対応

子供に携帯電話をもたせるなんて‥という親が一般的だった一昔前。今や中学生のうち自分専用のスマホを持っている割合は91.8%に達しています。(青少年のインターネット利用環境実態調査:2022年内閣府)

10年後には消費の主役となる小中学生、彼らはスマホをどんなふうに利用しているのでしょうか。
NTTドコモモバイル社会研究所が行った小中学生のSNS利用状況の調査結果(2022年4月4日発表)によれば、9割を超える中学生がSNS(ソーシャル・ネットワークサービス)を利用していることが明らかになりました。

SNSサービス別に利用率をみていくと、ほとんどの学年でもっとも多く使われているサービスは「LINE」で、中学生では8割を超える子供が使用しています。ただし小学生低学年女子では「LINE」よりも「TikTok」が上回っています。中学生女子では「Twitter」の利用率は47.1%、「LINE」は91.8%、「Instagram」は50.6%、「TikTok」は56.5%と複数のSNSサービスを利用しています。

数年前、中高生の利用メディア調査で、普段利用しているメディアで「SNS」が「テレビ」を上回ったことが話題になりました。それは中高生に限らず、人々の価値観が多様化し、SNSに代表されるパーソナルメディアが人々のニーズにより近い存在になってきたからだといわれています。この傾向は、2018年からのコロナ禍による「おうち時間」の影響により、より低年齢化し、より一般化してきました。

画一的なニーズを持った消費者に訴えかけるマスメディアの時代から、消費者の志向に寄り添うパーソナルメディアの時代へ。今、まさにメディア・イノベーションの大きな波が押し寄せています。私たちは、SNSやインターネットを駆使することで、消費者を深く知り、関わっていくOne to One型マーケティングへと舵を切っていかなければならないのではないでしょうか。

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