<ヒット商品考察>ドラえもんのひみつ道具
ドラえもん式発想法
ドラえもんのひみつ道具は日常の問題を解決するアイデアの宝庫です。
これを使って、新しいサービスや製品のヒントを得ることができます。
誰もが知るドラえもん。
アニメの中では、のび太くんが困ったときに、未来の世界からドラえもんが持ち込む「ひみつ道具」が窮地を救います。
ひみつ道具の数は、現在2000個近く登場しています。
誰もが知っているものとしては「タケコプター」、「どこでもドア」、「ビックライト」などがあります。
どれも現実社会にあったら、とても便利なものばかりです。
話は最初に戻りますが、このドラえもんのひみつ道具は、「のび太くんが困っていること」が登場の鍵になります。つまり、これがアイデア発想の元となる『問題』であり「それを解決したい」とドラえもんに訴えることが『ニーズ』なのです。そして言うまでもない「ひつみ道具」が『アイデア』ということです。
実際に例を挙げてみると、
ひみつ道具:「タイムマシン」
背景にあるニーズ:過去の思い出や未来の出来事を知りたい、もしくは過去の失敗を修正したいなど。
新たなサービス・製品:過去の自分との対話ができるアプリケーションや、未来の自分への手紙を送れるサービスなど。
ひみつ道具:「ムキムキビスケット」
背景にあるニーズ:短時間で筋肉をつけたい、効果的なトレーニング方法を知りたいなど。
新たなサービス・製品:短期間で効果的なトレーニング方法を提供するオンラインフィットネスプログラムや、サプリメントなど。
ひみつ道具:「設定変更ステッキ」
背景にあるニーズ:自分の性格や特技を変えたい、新しい自分を体験したいなど。
新たなサービス・製品:VR技術を使用した新しい自分の体験プログラムや、自己変革をサポートするコーチングサービスなど。
これらの例からもわかるように、ドラえもんのひみつ道具を起点にすることで、日常のニーズや悩みを別の視点から捉え、新しいサービスや製品のアイディアを生み出すことができます。このアプローチは、クリエイティブな思考を刺激するだけでなく、実際のビジネスの場面でも役立つでしょう。
最後に参考までに
「ドラえもんのひみつ道具を一つもらえるとしたら」というドラえもんのファンサイトがあり、そこに『ドラえもん』に登場するひみつ道具の一覧がありましたので、リンクを貼っておきます。